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歯がしみるのはなぜ?

歯のしみる症状は一般的に歯の神経が刺激を受けることによって引き起こされます。歯がしみる際には、以下の治療方法を考慮することができます。

歯がしみる際の治療方法

1. 虫歯治療:歯のしみる原因が虫歯である場合、まずは虫歯の治療を行います。虫歯は、歯の表面やエナメル質を侵食し、歯の神経に刺激を与えます。歯の神経を取り除き、詰め物や被せ物で虫歯部分を修復することで、歯のしみる症状を緩和することができます。

2. 根管治療:歯のしみる原因が歯の神経の炎症や感染である場合、根管治療を行うことがあります。根管治療は、歯の神経を取り除き、根管内部を清掃し、消毒します。その後、根管内部に充填物を詰めて感染の再発を防ぎます。根管治療においては、マイクロスコープを使うことで、より正確な処置が可能となります。マイクロスコープは、細かい部分へのアクセスや根管内部の確認が容易にできるため、治療の成功率を高めます。

3. トリートメントジェルの使用:歯のしみる症状を軽減するために、歯科医師はトリートメントジェルを使用することがあります。トリートメントジェルには、フッ素やデシン・ケイ酸カルシウムなどの成分が含まれており、歯の感受性を軽減する効果があります。歯科医師によって適切なトリートメントジェルが選ばれ、歯の表面に塗布されます。

4. 歯の被せ物や詰め物の修理:歯のしみる症状は、歯の被せ物や詰め物の破損や浸透によっても引き起こされることがあります。歯科医師は、破損した被せ物や詰め物を修理または交換することで、歯のしみる症状を解消することがあります。

5. 健康的な生活習慣の維持:歯のしみる症状を予防するためには、適切な口腔衛生習慣の維持が必要です。毎日の歯磨きやフロスの使用、定期的な歯科検診を行い、歯の健康状態を維持してください。また、酸性食品や飲料の摂りすぎを避け、歯のエナメル質を保護するために予防策を取ることも重要です。

以上が一般的な歯のしみる際に行われる治療方法ですが、注意点として、歯のしみる原因や症状の重症度によって治療方法が異なる場合があります。歯科医師の診断と指示に従い、最適な治療を受けることが重要です。 

また、

歯のしみる症状を軽減するための自宅での対処法

1. 歯磨きの改善:適切な歯磨き方法を実践することで、歯のしみる症状を軽減することができます。適度な力で歯ブラシを使い、歯と歯ぐきの境目や歯の裏側もきちんと磨くようにしましょう。また、フッ素配合の歯磨き粉を使用することで、歯の感受性を抑えることができます。

2. フッ素マウスウォッシュ:フッ素マウスウォッシュを使用することで、歯の表面を強化し感受性を軽減する効果があります。歯科医師に相談して、適切なフッ素マウスウォッシュを選びましょう。

3. 歯ぎしり防止:歯ぎしりが原因で歯のしみる症状が起きることがあります。歯ぎしりを防ぐために、ストレスマネジメントやマウスガードの使用などの対策を行うことが大切です。

4. 感受性低減歯磨き剤の使用:市販の感受性低減歯磨き剤を使用することで、歯のしみる症状を軽減することができます。成分によって歯の神経への刺激を抑える働きがありますので、歯科医師や薬剤師に相談して適切な製品を選びましょう。

5. 冷たい飲食物の制限:冷たい飲食物や食品が歯のしみる症状を引き起こすことがあるため、それらを制限することも効果的です。また、ストローを使って飲むことで歯の感受性を軽減することもできます。

歯のしみる症状は個人によって異なるため、上記の対処法が必ずしも全ての方に適用されるわけではありません。症状が持続する場合や激しい疼痛がある場合には、早めに歯科医師に相談しましょう。歯科医師は適切な診断を行い、最適な治療法を提案してくれるでしょう。 

                 札幌市の保存治療にこだわる歯医者 東札幌三輪デンタルクリニック  院長 三輪智之 

                          

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